男性恐怖症と男嫌いの違いとは

男性恐怖症と男嫌いの違いとは

男性恐怖症ってなに?

男性と一緒にいる、会話をする、触れられることに強い不安や嫌悪感を抱いてしまう人は男性恐怖症かもしれません。
恐怖症の一種で、主に女性が発症します。
男性の中でも、特定のタイプにのみ恐怖症を起こすこともあります。
思春期以降の若い女性に多く見られる傾向がある症状です。
男性恐怖症の具体的な症状は、赤面する、動悸がする、汗をかく、極度に緊張する、手足の震え、めまいや動悸、息切れなどです。
症状は人によってさまざまですが、男性と接することに圧迫感を感じたり、嫌悪感、恐怖感があるのであれば、男性恐怖症が疑われます。

 

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男性恐怖症の原因ってなに?

多くの場合、過去のトラウマが原因で男性恐怖症を発症します。
もちろん例外もありますが…幼少期に男の子からいじめにあっていた、暴力やセクハラ、性的被害を受けた、辛い恋愛経験などが男性恐怖症の代表的な原因です。
幼少期の男の子は、好きな女の子をいじめてしまうことがありますよね。
男の子からしたら好意があっても、いじめられ、泣かされた女の子は心に傷を負ってしまいます。
父親や兄弟、親戚の男性から暴力を受けていたケースは『男性=怖いもの』と脳にインプットされ、男性恐怖症を発症すると言われています。
気に入らないことがあると、暴言を吐いたり、暴力を振るったり…小さな頃にこのような経験をした、大人になってからパートナーからされたなど…男性に対して恐怖や威圧感がある人は、これが原因かもしれません。
会社の上司からセクハラを受けていた場合も、男性に対して嫌悪感を抱きやすくなります。触られたり、セクハラまがいのことを言われたり、積もりに積もって男性へのストレスが男性恐怖症にしてしまうのです。
男性経験が少なく、生真面目な女性ほど、職場の出来事がきっかけで男性恐怖症になりやすいです。
痴漢やレイプ、強姦など性的被害は、男性恐怖症の症状も重度になります。男性と接するだけでなく、夜道や密室など、性的被害を受けたときと同じような空間にいることでもパニックを起こすことがあります。

 

男性恐怖症と男嫌いの違いは?

男性恐怖症と男嫌いの決定的な違いは、男性に対して『恐怖感』があるか、ないかです。
男性恐怖症は、自分でも抑えることが出来ないような不安や恐怖を感じます。
男嫌いは、単に男性に対して嫌悪感を持っている状態で、体に異変が起きたり、パニックになったりすることはありません。
男性に対する恐怖感などがないため、対等に会話をすることも出来ます。
ですが、恋愛や性的対象として見られることを極端に嫌います。
男性恐怖症が過去のトラウマが原因なのに対し、男嫌いは趣向が原因であるとされています。
家庭内に男性がいなかったり、小中高と女子校に行って男性との関わりがなかったり、男性の乱雑さや下品さばかりを目の当たりにしていたり、こういった体験が趣向となって男嫌いになってしまうのです。

 

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男性恐怖症を克服することは出来る?

男性恐怖症を克服するには時間がかかりますが、不可能ではありません。
多くの恐怖症や不安障害に効果があるとされているのが『認知行動療法』です。
認知行動療法は、自分の生活の現状や不安、恐怖に対する心理状況を正しく理解することから始まります。
問題点がわかれば、それを正しく修正していきます。そして、それを前向きなイメージへと転換していくのです。
そのイメージを行動に当てはめ、行動を修正していきます。
一つずつプロセスを踏んで、ゆっくりと恐怖症を克服するのです。心療内科でのカウンセリングで行われる治療法で、心の筋トレのようなものです。
男性恐怖症を克服するということは、恐怖の対象と対峙することですので、焦って行ってはいけません。
下手をすれば男性恐怖症を悪化させてしまうこともあります。自己判断で行うのではなく、必ず専門家の指導のもとで行うようにしましょう。

 

男嫌いを克服するには?

男性恐怖症と違って男嫌いは趣向が原因となっていますので、趣向を変えていくことが一番の克服方法となります。
まずは、何故男嫌いになってしまったのかを確認しましょう。
乱雑さや下品さのある男性を見て育ったこたが原因であるなら、世の中の男性が全てそうではないことを理解しなければなりません。
多くの男性を知らないから、自分の経験だけで男性を偏った見方をしてしまっているのです。
沢山の男性と接する機会を持って、男性にも色んなタイプの人がいることを知るのが一番の克服方法となります。
今まで自分が接してきた男性と反対のタイプと多く関わるようにするのがポイントです。
職場で男性と会話をするよう心がけるのも良いですし、飲み会などのイベントに積極的に参加するのも良いでしょう。
自分に無理のない方法で、ゆっくり時間をかけて克服していきましょう。
男性恐怖症と同じで、焦って結果を求めようとしてはいけません。焦ったがゆえに男嫌いに拍車がかかってしまうこともありますからね。

 

男性恐怖症と男嫌いの違い

良く男嫌いと男性恐怖症は混同されがちですが、違います。
男性恐怖症は自分で抑えることもできずに男性に対する恐怖心が増し、体が拒否反応を起こしてしまいます。
単に気分が落ち着かないというだけではなく、発汗したり吐き気をもよおしたりすることもあります。
男性恐怖症といっても、男性を好きになって恋愛をして交際にまで発展することだってあります。
しかし、過去のトラウマが原因で付き合っている彼とは性交渉ができなかったり、ふとした瞬間に恐怖心にさいなまれたりします。

 

男嫌いの場合は、文字通り男が嫌いなだけです。
もちろん男性恐怖症の人で男嫌いの人も多いですが、別に恐怖心は無いけど大嫌いという感情を単にあらわしているだけです。
男性に対して恐怖心は感じないので対等に会話はできるけど、恋愛や性的対象として見られると腹が立って仕方無いという人もいるでしょう。
ある種思春期に良く見られる心理と良く似ていますね。
一見すると非常に似てて深い関わりがあるものの、必ずしも一緒で刃無いということが分かるでしょう。

 

男性への嫌悪感から肉体的な反応が自分の意思と関係なく出てしまう場合、男性恐怖症の可能性があります。

 

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